いよいよ!ホームページの書き方について解説していきます!
見た目が素敵なホームページでも、重要な要素を満たしていないと効果は発揮できません。
このPLMでは、みなさんにWEBで集客するために効果的な、
WEBライティング
の観点から詳しく語っていこうと思います!
ちなみに、以下にご紹介するWEBライティングの書き方を心がけたところ、すんごい田舎の私のピアノ教室にもかかわらず、即問い合わせがありました。
トップページを修正しただけでです^^ぜひお試しください♫
完全にお勉強タイムになってしまうと思うのですが、できるだけわかりやすくまとめたつもりですが、焦らずコツコツ取り組んでみてくださいね。
さっそくいきますよ!
まずWEBページを作る上で、大事なことは「質の高いサイトかどうか」ということです。
なぜかというと私たちが毎日のように使っている「Google検索エンジン」。
最大手であるGoogleは世界一シェアを誇ります。
ですからそのGoogleさんに評価されるようなサイトを作ると、「このホームページはユーザーが必要な情報がしっかり書いてあるサイトだ」と判断されて検索の上位に上がるんですよ^^
ワードプレス が人気なのは、Google自体が推奨しているツールだからなんです。
だからワードプレスで作ると、より質の高いサイト作りが可能になります。
そして、スマホユーザーの増加により、Googleの検索エンジンもスマホ独自の検索エンジンを導入しました。
ここではホームページの文章の書き方ですが、ワードプレスも含んで書いていきますね。
ワードプレスって何?という方はさっそくGoogle検索でちょっと調べてみてください^^
このコンテンツブログや、私のブログもワードプレスというブログツールで作成しています。
WEBライティングにおける、文章の書き方のルールのようなものをちょっと書きます。

文章を書くときの考え方が変わりますよ^^
| 段落分け | 印刷物への文書作成よりも多めの改行、段落分けを心がける。箇条書きも視認性が高くて効果的。 |
| 文章の長さ | 一文は60文字くらいでおさめて、長くなりそうなら2文以上に分ける。 |
| 表現方法 | 正しい日本語、やさしい表現、わかりやすい表現を使用する |
| デザイン、レイアウト | 信頼されるページづくりのために、ユーザーが使いやすいレイアウト、コンテンツにまとめられているかを考える |
が実はすごく重要です。ちなみに、記事の文字数としては700〜1000文字を目指しましょう。
ネットで書く文章は、印刷物とは別の意識で書かなくてはいけません。だらだらとした文章にせず、結論を先に書くという「頭括型」という書き方があります。
例えば、レッスンの出来事でブログ記事を書いた場合、こんな感じのが多いですよね。
「できた!」
今日は、◯年生の女の子のレッスンでした。いっぱい練習したようでにこにこ笑顔でレッスン室に入ってきました。
今、◯◯という曲を練習中なのですが、スタッカートがとても難しいんです。そこで、〜〜〜〜な練習をしてみました。何回かトライしたらいい感じに力が抜けてきました。
もう一回弾いてチャレンジ!なんと、今度はスタッカートが最初より上手になって、めでたく合格です!
脱力が上手になった◯◯ちゃんもすごく嬉しそうでした!次の新しい曲も楽しみだね♪
とても微笑ましい「日記」です。
ですが、初めてブログに訪れたユーザー(見込み生徒さん)は、すぐに離脱されてしまうかもしれません。
単なる日記になっているからです。平たくいうと「他人のお子さんのお話」で終始しているから、いまいちイメージが湧きにくいんです。
この日記を頭括型に書き直し、なおかつGoogleさんの評価も意識して書いていみますね。
「生徒さんが笑顔になるピアノレッスン・スタッカート編」
こんにちは!△△市にあるピアノ教室の〇〇です。
◯◯ピアノ教室では、脱力が上手にできる楽しいレッスンメニューをたくさん用意しています。(結論)
ピアノ演奏には、体の脱力がとても大事なテクニックになってきます。
脱力が上手だと、スタッカートはもちろん、ピアノの音色も美しくなるんですよ^^
そう。ピアノは奏法にちがいによって音色が変わるところも魅力なんです♪(見込み生徒さんへの語りかけ)
現在、スタッカートを練習中の◯年生の◯◯ちゃんと一緒に、〜〜〜〜な練習をしてみました。
腕の力を抜くしぐさを一生懸命頑張っていました。何回かトライしていくうちに◯◯ちゃんも脱力の感覚がわかってきたようです^^
その後、もう一度練習中の曲を弾いてみたところ、手首の力を抜いて上手にスタッカートができました!おうちでもたくさん練習したみたいで、満面の笑顔で「できたー!」と喜んでいました。
めでたく合格しました♪
◯◯ピアノ教室では、こんなふうにピアノ演奏の大事なエッセンスを小さいうちから楽しく学べるメニューをたくさん用意しています。(最後にもう一度結論)
現在、春の体験レッスン受付中です(◯/◯まで)お申し込みはこちらからお願いいたします♪
いかがでしょう?「日記」ではなく、「記事」になりました。
こんなふうに、記事で一番言いたいところ(結論)を最初に書きます。
そして、記事の最後に結論をもう一度書いてみました。
それを「双括形」(記事の最初と最後に結論を書く方法)と言います。
ちなみに、記事タイトルにもご注目。見込み生徒さんはどちらをクリックしたくなるでしょう^^?
さらに、検索されやすい工夫もされています。
Googleの評価を意識して、ユーザーが検索するだろうキーワードを入れ込みました。
「ピアノレッスン」「〇〇市ピアノ教室」「楽しいレッスン」
「脱力」「スタッカート」←このへんはピアノのテクニックに悩む人が検索するかもしれないワード
もう一度最初の「日記風記事」をみていただきたいのですが、ピアノ教室のブログ記事なのに、「ピアノ」というワードが本文にひとつも使われていませんね。
これだとGoogleは、この記事は何について書かれた記事なのか判断してくれないんです。
下の記事には、「誰に向けて書いたものか」の意識と、検索されやすいワードを入れ込んで書かれていて、まさしくWEBライティングを意識した文章になっていることがわかります。
こういうふうに書けると、他の教室ブログの記事よりも質の良いブログになっていきます。
修飾語を入れすぎると伝えたいことがぼやけてしまうので、すっきりとした文章が良いです。
訴求力を高める4つのU
記事の見出しや、ブログ記事の文章を書く時に意識しておきたい要素です。
| Urgent(お急ぎください) | 体験レッスン◯/◯までです。 |
| Unique(ユニーク) | 新しい表現方法で目を引く見出しを考える |
| Ultraspecific(超具体的) | ピアノレッスンはこんなところがいいよ、と具体例を箇条書きにする |
| Useful(有益) | 習う人の利益を強調する (音楽は一生の財産になりますとか、脳に良いとか) |
これは、記事の見出し用の原則なのですが、記事にはただ文章をつらつらーっと書くのではなく、「何について書いてあるか」がわかりやすくするために、1つの記事に2つか3つの見出しを作って書くとさらに読みやすい記事になります。
これは、なんといっても「ユーザー」=「見込み生徒さん」をターゲットにした記事作りをしていくことが大事なので、実際の生徒さんとのレッスンの様子の描写は、これらの素材として文章に使う、というイメージでしょうか^^
先程のブログ記事の例では見出しはコソ使いませんでしたが、4つのUがあるのはどちらかわかりますね!
最初の例は「レッスン日記」であり、生徒さん個人にスポットを当てたものになっています。
こういう日記のような記事は、「誰に向けた記事か」が曖昧になりがちです。この教室のブログを好んで読んでいる人以外はあまり関心が持たれません。
それが、下の「記事」では、見込み生徒さんへ向けた「記事」になっています。
Unique(ユニーク)=記事タイトルが具体的で目を引くものになっている
Ultraspecific(超具体的)=ピアノレッスンの楽しさを伝えている
Useful(有益)「この教室ではこんなことができるようになるうレッスンをすることがわかる
Urgent(お急ぎください)=「体験レッスンの誘導」
としっかり4つのUが盛り込まれているのがわかると思います。
これから習いたいという人が読んだ時に、しっかり伝えたものになりましたよね^^
もしブログをされている先生がいらっしゃったら、ご自分の記事を読み直してみてください。
ピアノ教室のキャッチコピーって、「好きな曲を弾けるようになります」「ピアノを楽しんで弾きましょう」とか、似たり寄ったりなことを書きがちですよね。
ここでまさしく「オリジナリティ」な一文を考える価値があります!同じ意味でも角度を変えた表現を考えます。
「ピアノが大好き!弾けるって楽しい!」「いいところをほめて伸ばしてうまくなる!」「みるみるリズムに強くなる!」「ピアノ弾きたい子、◯◯ちゃん先生のところにあつまれー!」
みたいな(笑)
こういう作業って、実は普段の自分のレッスンを振り返ったり、自分自身を内観する機会にもなるんですよね。
何も浮かばない自分が情けなくなったり、今まで何を教えていたんだろう、と落ち込んだり。
こんなふうにホームページ作るだけなのに、実は自分のピアノ教室のテコ入れを考えることにもつながっていきます。おのずとそうなるんですよ^^
WEBで発信する作業というのは、これまでの教室運営も「どうしたい」「こうしていこう」と問題点が浮き上がってきて、この刺激がいい教室運営につながるんです^^
今うまくコピーが浮かばなかったら、とりあえずの原案のところで決めておいて公開してもいいです。あといくらでも直せますから思いついたら(思いつこうという努力は常にする)その都度更新しましょう。
ところで、この2つは一応別物ではあります。
ホームページは硬い誠実な印象でちゃんとした文章で情報を書きます。オフィシャルな感じですね。一方ブログは、少し砕けた感じで、その人のキャラクターを感じさせる話し言葉でもいいです^^
そのバランスのために、ホームページとブログは表現方法を分けて更新するのが理想です。
ワードプレスには、ブログ機能(もともとはブログツールなんです)もありますので、「教室の情報部分=オフィシャルな面」と「日記や先生の人柄がうかがえる文章=カジュアルな面」としてどちらも同時に更新が可能なので便利です。


