①ネット編(媒体を選ぶ)

今は、ピアノ教室もネットでの募集も主流になってきて、まだ自分のメディアをお持ちでない人は作ってみることをおすすめします。

そしてここで、workで書き出した「理念」「教室の紹介文」「USP」が役に立ちます!!ぐぐっと問い合わせ効果が上がるメディアになります。

私が、このネット集客で得意とするところは「WEBライティング」です。

ご自分にあったメディアを見つけていただいて、実際に作成する時に、ページの構成や文章の書き方を別ページでくわしく書きますね!まずはメディアの種類をご紹介します。

自分の教室のサイトを作る

時代は情報化で、その情報をネットから得る人が一般的になりました。

音楽教室の生徒募集も、ネットを上手に利用してできるんです。なぜなら、ピアノ教室を探している人も、ネットからピアノ教室を検索することが圧倒的に増えたからです。

ですから、ピアノ教室のホームページを作って、見込みの生徒さんが検索しやすくしておく必要があります。

ただ、他にもブログやSNSという媒体がありますよね。それぞれどう違うのか?をまず知っておかないと、「とりあえずやってみた」「作ってみた」だけでは、広告能力を発揮できません。

ホームページというのは、「静的媒体」です。会社や店舗の情報を階層的に全て網羅してあり、ユーザーが情報収集しやすいように構築されているものです。

ピアノ教室で言えば、

教室の案内、先生のプロフィール、レッスンコース、規約、月謝、連絡先、アクセス、体験レッスンのご案内、問い合わせフォームなど

こういった情報を多く載せるにはホームページが適しています。

ページ数も多いですし、それだけ具体的に知りたいと思っているユーザー(ピアノを習いたいと思っている人)が検索してくれて、じっくり見てもらえる媒体です。

ホームページの魅力。それはなんといっても、

ピアノ教室の「信用性」「ブランド性を持たせることができること。


独自の個性、ブランディングとも最近は言いますね。


教室独自のホームページがあれば、先生のセンス、世界観を作ることで、レッスンのクオリティを高く見せることができます。

「ここの教室のレッスンを受けることは、すごく価値があるんだ」

というふうに思ってもらいやすくなります。

極端な例えだと、「◯◯店のパンはおいしい。」といういうようなお店の名前だけで売れるのは、ブランディングがうまくできているところです。(もちろんブランディングに沿った味、材料のこだわりが伴っていることが前提)



学区外からの生徒さんも来てくれる

うちは、たいへん田舎にあるピアノ教室であることで、この事実がホームページがなくてもなんとなく実感はしていました。

自分が思っているエリアよりも外側に住んでいる人が生徒さんになり得ることを。


車を走らせていたら、看板が目に止まり、ずーっと気になっていた人が訪れてくれて入会されるという経験を何度もしています。

ホームページを作ったら、それがさらに顕著になりました。さすがに想定していませんでした。「遠いのに、大丈夫かな」と心配してしまうほどです。

逆に、半径5キロ圏内にピアノ教室がたくさんある、というところに住んでいる先生にとって、ご近所の先生はライバルで生徒さんを持っていかれるのではないか、なんていう不安もあるのではないでしょうか。

でも、ネットからの集客はターゲットの地域の外から生徒さんが入会される可能性を広げてくれる、ということを知っておくといいですよ^^

ただ、デメリットとしてはホームページ作成について

  • 知識がないと作成が難しい
  • 拡散能力が期待できない
  • SEOを意識した更新作業が必要

自力で作成するのは少し難しいです。

今はスマホユーザーの方がネット閲覧が多いので、だいたいのウェブサイトはレスポンシブ化(スマホ用レイアウトも表示できるスタイル)されています。

そうなると業者さんにホームページを依頼することが多くなるのがこのホームページ作成です。

専門分野ですので、けっこうな高額なんですよね。価格も数万から数十万と幅が広くて探すのも大変です。


中には悪徳なところもあるらしいのでいろいろ検索の鬼になってよき業者さんを見つけることが大事かなと思います。

無料で作成できるところもある!

そして、無料な上に自分で自由に作れるツールもあります。

▶︎Jimdo(無料で作成(5ページまで)できるけど、有料プランもあり)
▶︎Wix(無料で作成可、テンプレート豊富、有料プランあり)

参考 無料ホームページ作成ツール比較3選Enazeal Engineer BLOG


▶︎ ペライチ(1ページのみ無料、有料プランもあり)

無料ツールですと、サポートが手厚くないのが難点なのです。

でも、「Jomdo カスタマイズ方法」などとキーワード検索すると1から立ち上げる方法など解説してくれているサイトがたくさんありますから、そういったところ参考にするとなんとかなります。

ワードプレスでもホームページのように見せるのが可能

おすすめなのがワードプレス!

ワードプレス は本来はブログなのですが、カスタマイズが自由にできるので、ホームページとして活用できるツールです。

ホームページでは難しいと思われたSEOの効果も高く、拡散能力もさまざまなSNSへのシェアボタンがすでについているのでそれも可能。ワードプレスでホームページを作っている先生もけっこう見かけます。

なんといっても、
1つ作れば同じワードプレス内でホームページとブログの2つのメディアを持っているのと同じ役割を果たすので更新が楽です。


操作に慣れるまでは大変ですが、40代半ばだった私が自力で作成できましたので、みなさんにもできます!

やはり、ワードプレス の導入から、サーバーを借りたり、ドメイン(https://piano-life07.comの赤い部分がドメインです)の取得の仕方、ブログのカスタマイズの仕方もすべて「検索のみ」で知識を得ました。

いわゆる「ググって」、全部1人で作っています。

ちなみにSEOとは、検索上位に上がりやすくなるような記事作りをすること、みたいなニュアンスです。これは後述します。

・文章を書くのが好きな人(ページ数が多くなりそうな人)

 

・写真や画像、こまかいところに拘りたい人


・業者さんとの記事作成ごとの毎回のやりとりが面倒な人(またはこだわりが強い人)

 

・コストをなるべく抑えたい人


こういった人が自作が向いていると思います。

ここで、私のウェブサイト構築全容をPLMの会員の皆様だけに特別に教えちゃいます!

・有料サーバーを借りる(年額13,000円くらい)▶︎ エックスサーバー 

・ドメインを取得する(年額1500円くらい)▶︎ エックスドメイン

・ワードプレステンプレートを買う(10,800円くらい)▶︎ SANGO


他にも別のところでサーバーとドメインを借りているので年額はもうちょっとかかっています。

ランニングコストは、サーバー代と、ドメイン代ですね。(確定申告時には、「宣伝広告費」として計上しています)サーバー代は、月ごと、3ヶ月ごと、6ヶ月ごとといろいろ支払い方法が選べます^^


「お金がかかるんだ…」

と、抵抗を覚えるかもしれませんが、継続で支払い続けているものは、確定申告時、毎年「宣伝広告費」として計上できますから、かえってありがたい経費になるんですよ^^♪

生徒さんが増えてくると、ほんとうに助かる数字なので(笑)考え方をシフトしていきましょう。


エックスサーバー はしょっちゅうキャンペーンをしていて、1つか2つドメインが無料でもらえます。これはおいしい!サービスでもらえると、一生ドメイン代が浮くのでおいしいキャンペーンです。


有料テンプレートの方がサポートが手厚く、利用者も多くてカスタマイズ記事を書いているブロガーさんも多いSANGOにしました。

サーバーを借りるところから丁寧に記事があるので、ほぼ毎日お世話になっているサイトさんです。


コストを抑えて始めたい方へのおすすめワードプレステンプレートです!

アメブロなど、無料サービスのブログを運営されていると、テンプレートがけっこう高額なのに驚くと思います。ですが、ユーザーの使い勝手の良さ、アドセンス収入を得やすい設計にしていたり、とさまざまな工夫をしてくれてるのが使ってみるとわかります。

ですが、やっぱりちょっと自信がないな、という方のためにおすすめしたい、無料テンプレート、低価格テンプレートが以下の2つです!

▶︎ Cocoon(WordPress無料テーマ)

なんと無料!!でありながらサポートページがすごく充実しているので使いやすいと思います。コストを抑えて始めたい方にはすごくいいと思いますよ!

このテーマを使えば、サーバー代、ドメイン代だけで済みます。


▶︎ たらとろワードプレス(今すぐ集客、生徒募集を始めたいあなたへ)

こちらは有料ですが、私も購入しました。なんといってもこのテンプレートが低価格!おさいふにやさしく、シンプルで使いやすいです^^

うれしいことに音楽教室に特化したすてきすぎるテンプレートなので、複雑さはなく本当に使いやすいです!




有料か無料か?

サーバーに関しては、有料がいいでしょう。

容量の多さ、高速でページ表示が可能なことで検索上位表示の評価になります。有料サーバーは広告が入らないので、ホームページを読むことに集中してもらえます。

ツール(JimdoやWordPress)に関しても、容量、表示スピードの速さ、コンテンツの質の高さ、文章の長さなど、SEO (検索エンジン最適化)をほどこす必要があります。

SEO=ユーザー(ページ訪問者)の要望に(キーワードに)対して、必要な情報が抽出されているページか、という配慮ですね。

以上の点を総合的に考えると、それが有料の方がSEOを強くしやすくなっているテンプレートになっているなぁと思います。

WordPressについては別記事で詳しく解説しますね!



自分の教室のブログを作る

ブログとは、「Web log」の略で、ホームページのひとつですがこちらは「動的媒体」と言っていいでしょう。アメブロなどが有名ですね。

特徴は、更新するたびに常に新しい記事がトップに上がるようにできていて、「新鮮な情報」を得るのに向いています。日記のように書けるので初心者でも始めやすいですね。

ブログは、ホームページよりもアップロードが簡単で写真や動画も簡単にアップロードできるので、本当に便利です。チラシだと紙面のスペースに限りがあるけれど、ブログだといくらでも書きたいことが書けます。


そして、追加してどんどん更新できるので、非常にフットワークが軽い媒体なんですね。ホームページよりも何倍も更新が楽なのがブログです。

ただ、ホームページのように階層にして構築するのは難しいので、記事をカテゴライズしておかないと、記事がとっちらかってしまい、訪問者が知りたい情報にたどり着けない場合もあります。


その点、ワードプレス だと前の項目で書いた通り、ホームページのように作ることが可能です。




ピアノ教室に特化したブログにすること

ブログ更新での注意点は、気軽に書けるからこそまとまりがなくなっていきがちというところです。

何のためにブログを作るのか? ▶︎   生徒を集客のツールとして作る


わけですから、ピアノ教室に特化した記事でなくてはいけません。


とはいえ、先生の個人的な人柄が伝わるような個人的なことを書いた記事も何割かあるとbetter。

7:3くらいの割合でしょうか。それもきちんとカテゴライズしておきましょう。

ホームページがなく、ブログ1つで生徒募集の役割として使うという場合は、ホームページのメニューにあたる部分に、カテゴリー名をつけてメニュー代わりとし、そちらに記事を振り分けるようにします。


大抵は新着記事がトップにくるようになっているので、どのページにいってもトップに↑のカテゴリーに飛んでもらえるようにリンクを貼っておきましょう。


アメブロのピアノの先生ブログを見てみるとレイアウトの主流が見えてきますので参考にしてみてください。


参考にしたら、自分だけのオリジナルの書き方、コピーを考えて一味違ったトップページ作りをおすすめします。


正直、アメブロで言うと、どこの教室も同じように見えてしまっているので、ここは時間をかけて「オリジナリティなブログ」になるように考えてみてください。

いろんなチラシを見て、コピーを研究してみてください。絶対無駄になりません。


レッスン以外の負担がかかりますが、自分どのくらいそのために時間とお金を割けるか、割くべきかでどの媒体を使用するか考えましょう。



SNSで発信しよう

SNSとは、ソーシャル・ネット・スペースの略です。利用人口が多いのは

・Twitter(文字&写真の投稿)

・Instagram(写真の投稿)

・Facebook(個人ページとFacebookページを作ってビジネス利用可)

・LINE(メールの代わりとして。個別のやりとりが可能)

などでしょうか。


すべて、無料で始められます。ブログよりさらにあっという間に更新できるようになります。

ピアノ教室の集客として使うには、ホームページやブログがすでにあってそれを補助するツールという位置づけです。

ホームページへのリンクを貼って、ホームページへ誘導できるようにしておきましょう。それぞれの特性に合わせて使い方を考えるといいですね。

TwitterとInstagramについて

この2つはとてもよく似ています。似ているから使い分けがわからなくなってしまいますね^^;

共通しているところは、手軽に投稿できるところで、#(ハッシュタグ)をつけることで、同じハッシュタグをつけている人同士、または、ハッシュタグのキーワードで検索している人に見つけやすくなります。

たとえば、TwitterやInstagramでこういう投稿をしたとして、

◯◯ピアノ教室では、現在体験レッスンキャンペーンを実施しています。お気軽にお問い合わせお待ちしています。https://○○.com 

 

#ピアノ教室生徒募集         ←ここがハッシュタグのキーワードです。
#◯◯市◯◯区ピアノ個人レッスン

こんなふうにハッシュタグをいれて投稿すると探しやすくなります。

または、自分で書いたブログ記事をシェアする形で、埋め込むことも可能です。

あ、ブログはこんなふうにSNSの投稿を埋め込むことが可能です。

インスタでは、写真も一緒に投稿しなくてはなりません。ピアノ教室の画像だとか、レッスン風景、またはこの投稿自体を画像化して投稿して、ハッシュタグをつけるという方法でしょうか。

インスタ方が、よりブランディングには向いていると思います。

ピアノ教室サーチサイトへの登録 

ホームページやブログを作ったら、全国の音楽教室登録サイトや、音楽のお仕事探しサイト、音楽サイトリンク集などにリンクしてもらいます。


都道府県ごとの教室検索サイトがあったりしますので該当する県の人はぜひ登録しましょう。無料で掲載してくれるところがほとんどですので、複数サイトに掲載させるといいですね。


または、ホームページを持たなくてもそのサイト自体にテンプレートがあり、そこに必要情報を書くだけでも掲載してもらえるところもあります。

ただ、USP(教室の売り、アピール文)を書くスペースくらいはあると思うので、なんとなく書いてる人と、USPをすでにまとめてある人ではやっぱり、アピール度が後者の先生の方がぐっと上がるので、そういうところでちょっと差をつけます。


無料で掲載してくれるサイト



入会時のみ広告料が発生するサイト


個人の教室のホームページは強い

ただ、やっぱりスペースに限りがあるので、「自分を知ってもらおう」と思えば、時間がかかっても何かひとつ「自分だけのメディア」を作れるといいなと思います。

例えば、

「宮城県◯◯市 ピアノ教室」


で検索すると、宮城県◯◯市のピアノ教室のホームページが検索で出てきます。

検索上位に、「宮城県◯◯市のおすすめピアノ教室」というサイトなどが出てきます。同じ県内の教室のリンクがずら~っと並んでいます。

そんな中で、人はホームページがある教室の方に注目して見ます。教室名と、メールアドレスだけ載せている教室は、問い合わせの可能性はとても低いです。それ以上の情報がないですから。


検索する人は、やっぱりどんな教室か問い合わせする前にもっと情報を知りたいので、自分の教室のホームページやブログを持っていない人は、持っている人よりも生徒募集は不利になるでしょう。


HPは本社。ブログやSNSは営業車。みたいな?ホームページは言ってみれば教室の「顔」です。看板と同じです。そして名刺がわりにもなります。そう思うと、丁寧に作りたくなりますよね^^?


次のコンテンツでは、実際にネットで自分のメディアを作るときにどんなことを書けばいいかくわしく書いていきます。

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