メディアを作る順序を考える
ネットで発信していくツールにはいろいろあって、何から手をつけていいかわからなくなってしまいますね💦
まず、作成していく順番としては、
| じっくり作り込みたいタイプの人 | すぐ何かのメディアを発信したい人 |
| ①ホームページ ②ブログ ③SNS |
①まずはSNSから! |
正攻法だと、じっくり作り込みたい人の順番でいきたいところ。
WordPressを含んだホームページの作り方を知りたい方はこちらの記事へどうぞ^^
ですがまずはSNSについて先にまとめておきますね^^
まず、こういったSNSを使う時、特にインスタは画像が必須になります。ですので、どうしても顔出ししたくない方は不利になってしまうのが現状です。なぜなら、ピアノ教室アカウントで集客している先生方は多くの方が顔出ししているからです。
ですのでどうしても抵抗がある方は、無理して使わずホームページからやってみましょう。ここからは、
「顔出ししてみるか!」という気持ちになっている先生に向けて書いていきますね!
Xとインスタの違いですが、Xは文字と写真どちらでも投稿でき、ハッシュタグによって同じ嗜好の人、見てもらいたいターゲットに向けてツイートすることができます。ツイートは140文字までです。
Instagramは、必ず写真を投稿しなくてはいけません。
Instagramというのは、もともとは淡々と写真を投稿するアプリでした。
ハッシュタグを使ってどんどん知りたい情報が共有できるようになり、「インスタ映え」なるワードを生み出し、ユーザーが爆増しました。
そして、ビジネスとしても活用できるツールになりました。
写真にキャプションを添え、ハッシュタグによって他のユーザーと繋がることができ、シェアしあったりします。ストーリーやインスタライブで、リアルタイムに近い形、またはリアルタイムで発信できるようにもなりました。
無料でできてしまうんだからすごいことですよね。
ハッシュタグはTwitterよりも、ちょっと緩いワードもあって、自分の感情もハッシュタグで表現したりするのが特徴でしょうか。
どちらも、フォローと、いいね!機能がついています。どちらも始め方は同じです。
- スマホにアプリをインストールし、メールアドレスでアカウントを作る
- パスワードを発行してログイン
- プロフィール画像とプロフィールを書く
- 投稿開始
これだけです!ここで大事なのはプロフィール欄です。画像と教室のプロフィールをしっかり作り込まなくてはいけません。文字数に制限があります。
Twitter(現X)140文字
Instagram 150文字
です。この記事で作りましたね^^ただ、Twitterは改行できず、インスタは改行できるので箇条書きに書く傾向があります。
Twitterは、140字以内の短文で、インスタは考えた紹介文や理念、対象、伝えたい要素を抜き出して箇条書きにすると伝わりやすいですね。
そして必ず、ホームページやブログのリンクを貼ります。
こんにちは!◯◯県△△のピアノ教室です。ただいま体験レッスン受付中です。
♫2歳から通えるピアノレッスンです。
♫リトミック 、声楽、大人のピアノなど多数レッスンコースをご用意。
♫お子様の笑顔を大切にレッスンしています。
♫ピアノが大好きな生徒さんに育てます。
♫オンラインレッスンも対応しています。
これで143文字です。次はプロフィール画像を用意します。
レッスン室の写真でもいいですし、グランドピアノの写真、または看板の写真など、自分で素材が準備できればそれを加工します。
ピアノの先生はけっこう顔出しなさっている方が多いです。インスタで集客をしたい先生は、ぜひ先生の顔出しを第一選択としてお勧めします。
顔出しする場合は、プロのカメラマンに宣材写真を撮ってもらったり、綺麗に仕上げられる加工アプリなどもありますから、それらを使って作ってみましょう!
とはいえ。
「顔出しは嫌だ」と思う先生も多いですよね。私ももともとは顔出ししたくないタイプではあります。
それでもインスタを使ってみたいという先生は、せめて自画像のイラストなどで、「ピアノの先生」とわかるプロフィールアイコンにしましょう。
インスタは、写真を投稿すると、キャプションといって本来は画像の説明を書くためのスペースがあります。
この部分を、ブログ記事のように訴求力の強い記事にします。
写真がレッスンの様子であれば、レッスンの様子の内容から教室案内→お問い合わせへの誘導ができるよう書いておきましょう。なんと、このキャプションには2200文字まで書くことができます。
もうブログ記事レベルの文字数。私の友人は、インスタのことを「ブログ」と表現しています(笑)
インスタはリンクが貼ってもハイバーリンク(外部サイトに飛ぶ)ということができませんが、ピアノの教室名とurlは文字列だけで載せておきましょう。
インスタは拡散能力がそれほどありません。ですから、ハッシュタグで見てもらいたい人(ターゲット)に直接とどくようなキーワードを選定しましょう。
#◯◯県△△市ピアノ教室
#ピアノ教室
#個人のピアノの先生
#ほめて伸ばすピアノレッスン
など。そして、urlを貼っても外部サイトに飛ばすことができず、リンクはプロフィール画面にしか貼ることができないので、
投稿からプロフィール画面に飛ぶように設定する(メンションを設定するとできます)
![]()
プロフィール画面のホームページなどのリンクから問い合わせページに飛んでもらう
という「動線」を作ります。
見込み生徒さんへの訴求力を意識して投稿例です⇩
投稿例
(キャプション):4歳でもできる!脱力をしてきれいな音を♫
今日、入会後初めてのレッスンを迎える生徒さん。脱力が楽になる体操と、ピアノ椅子の座り方を覚えました。ピアノは良い姿勢で座ると、ピアノの音も美しくなります。今日は3つの音の響きを聴くレッスンをしました。音が消えていくまでずーっと耳をすませて「聴くこと」に集中できました!
リラックスして「音に耳を済ませる」といつのまにか姿勢も、体の力が抜けてピアノを弾くための姿勢で長時間いられるようになります。「キラキラしたドレスを着たプリセンスが弾いているみたいに音を鳴らしてみようか^^」
イメージから正しい姿勢、体の脱力の仕方を自然に身につくようにレッスンをしています♫
◯◯ピアノ教室では、現在無料体験レッスン受付中です。
@marble_725をタップして、ホームページからお問い合わせください^^
#◯◯県△△市ピアノ教室 #個人のピアノの先生 #ほめて伸ばすレッスン#ピアノが大好きになるレッスン #レッスンの日が待ち遠しい #無料体験レッスン実施中
こんな感じの投稿でしょうか^^
余力がある人は、このキャプションをもとに動画を作って投稿してもいいと思います。
@marble_725が「メンション」といって、アカウント名の前に@をつけることで、プロフィールページに飛びます。
@marble_725は、わたしのインスタのアカウント名です。リンクを貼る代わりにホームページやブログにアクセスしやすいようにメンションを投稿画面にいれておくと、ユーザーの動線が作れます。
「◯歳の生徒さんが〜〜をしたら、△△ができるようになりましたー!」っていう投稿が多いですよね。それももちろんユーザー目線で言うと、体験談や、メリットのアピールになるのでいいとは思うんですね。
ですが、指導内容よりもその生徒さんが主役の投稿になります。それを見た人が、
「うちの子はこんなふうにできるかしら?」と不安に思う人もいるかもしれないと考えます。
↑の投稿例では、実際の生徒さんの存在をちょっと薄くして、レッスン内容に目がいくような文章にしてみました。
そうすると、生徒さん全般が達成可能なレッスン方法なんだな、と思ってもらえるのではないかと。
それに、リアルの生徒さんに対する配慮だと思っているので、たぶん生徒さんのお母さんはそういう気遣いは嬉しいと思うんですね。現在、実際に在籍している生徒さんが一番大事なので。
さて、SNSは気軽に投稿できる分、何を書いたらいいのか?というと、まずテーマをしぼります。
ピアノ教室の生徒集客のためのアカウント!
と決める。
問い合わせ先をどこにするのかを決めます。
▶︎DMで問い合わせしてほしいのか
▶︎ホームページや問い合わせフォームへ誘導したいのか
次に集客のためのアカウントにするためにはどんな素材が必要かを考えます。
▶︎教室の紹介
▶︎先生の理念
▶︎問い合わせ方法
▶︎レッスン室の写真
▶︎レッスン風景(動画も)
▶︎レッスンの特徴
など
これを軸に投稿していきます。ブログをやっている方はブログ記事をインスタ用の投稿に作ると楽ですね。
「え、でもせっかくインスタをやるんだからちょっとは自分の楽しみのためにも趣味の写真とかも載せたいな」
と思う方もいると思います。
それは基本NG。見る人って、
「知りたいことを探している」
んですね。
なんなら、教室がある都道府県と月謝が知りたい、くらいの方もいるんです(笑)なぜかというと、他の投稿はどこの教室も同じような感じだから、という理由だったり(汗)
だから、ここは潔くピアノ教室に特化して、先生の人柄、センスが生きるインスタにしたいなと思います。
ちなみに私の友人(ピアノの先生)は、清々しいまでに同じテーマごとにアカウントを作っています。そのテーマ以外は投稿していないので、見る側としては本当に写真をじっくり見たいと思うアカウントです^^
ついには企業から案件ぽいDMが来たとか来ないとか…(笑
ここは先生のセンス、美意識なんかがはっきり出るところです。
インスタはもう「ザ・キラキラ系!」っていうイメージが強く、ピアノ教室はお子さんがメインですからかなりカラフルになると思います。
だから、どこのピアノ教室も似たようなテイストになりがちなんですよね。
私なんかはもう目がチカチカしちゃってきて(笑)目にやさしいカラーリング、見やすさ、読みやすさ、お問い合わせしやすさ、が一目でわかるアカウントをフォローをしたくなります。
これからのインスタ投稿する方は、
「品良く」
「テーマカラーを決める」
「統一感を作る」
というのが実は何気に大事なワードですよ。
近日公開予定しばらくおまちください。
インスタって、リンクができないんですよね。
お問い合わせ先をメールフォームなどにしたい、ホームページに誘導したい、という場合は、外部サービスのリンクツリーやLit.Linkでまとめてみましょう。
私のインスタで言うと、投稿の最後のページに誘導してあります。

赤の波線をタップすると、↓のように誘導したいページへリンクします。

無料で利用できます。
作り方、使い方はこちらを参考にしてみてください^^
Lit.Linkでも同じようなことができます。こちらの方がデザイン性が高い感じですが、お好みで使ってみましょう!
https://lit.link/?utm_source=lit.link&utm_medium=button&utm_campaign=lit.link_bottom_2
Lit.Linkはわざわざメールアドレスで新規登録しなくても、LINEから連携してリンクページを作成、編集できて便利です。10分くらいでできました^^
リンクしたいページのアドレスや画像、テキスト、デザインを設定できたら自分のLit.Linkのurlをインスタに貼り付ければ完成。貼り付け方はリンクツリーの時と同じです。
ちなみに私のLit.Linkのページはこんな感じです。

背景は気分によって変更できます。自分で撮影した画像でももちろんオッケー。
Twitterには、任意のツイートを固定する機能があります。例えば、生徒募集に関する情報、体験レッスン受付情報などのツイートを固定することで、他のツイートに埋もれることなく、常にトップに表示されます。
私のツイッターですが、このツイートを固定しています。
トップページリニューアルして、記事を見つけやすくしました。
— Piano Life 〜ピアノ教室を開こう〜♬•*¨marble ¨*•♬ (@marble_piano) March 17, 2021
コロナ禍のオンラインレッスンの方法など充実してさせていきたいと思います♫ https://t.co/5I3KYz3nE9
140文字の制限があるので教室案内の画像を作成して投稿したり、教室の案内のブログ記事を固定したりするなどして使いましょう。
普段のツイートは、印象としては、その時々の思いをつぶやく(そのまんまでした笑)感じに使用している先生が多いようですね。
または、教室ブログの記事のリンクをTwitterでシェアする、という使い方がメインでしょうか。
Twitterはリツイート機能があるので、拡散性が高いです。若い世代も多く利用しているので、ネットリテラシーがない人もたくさんいます💧
ピアノの先生がこんなことつぶやいちゃってるんだ(;・`д・´)!と思うこともありますし、♡いいね!がいっぱいついていると、私もつけちゃおう、と引っ張られてしまいがちなので注意したいところです。
鍵垢であっても、ピアノ教室のアカウントでネガティブなことは呟かない方がいいです。過去のつぶやきを掘る人は掘りますから注意してください。
教室のアカウントでは、自分の教室の看板を背負っている立場でつぶやくという意識は無くさずに。
愚痴りたいときは、個人アカウントなどで^^;
とにかく拡散力があるので、ホームページやブログを更新したらTwitterにもシェアしましょう。
140字という制約があるので、イラストにしたり、漫画にしたりして情報をたくさん書いて投稿しているアカウントもありますよね。そんな工夫の仕方があります。
ここまで書いておいてなんですが、Xよりもインスタの方が集客には向いているので、使うならまずはインスタがお勧めです。
Twitterの方が10代、20代の若年層のユーザーが多いです。ですから、20代〜30代のお母さん世代への訴求ができそうです。
一方インスタは、20代〜30代がボリュームゾーン、実は40代から50代もかなりユーザーが多いのです。
インスタはまずもって「映え」ありきなところもありますし、映えな写真が撮れるライフスタイルを送れるのは、お金をかけられる大人ということになるんでしょうね(笑)
ですからピアノ教室の集客的には、生徒さんの親御さん世代の利用率が高い、インスタからの問い合わせが見込めるかもしれません。
2023年7月にInstagramと同じ運営会社Metaからテキスト共有アプリThreads(スレッズ)がリリースされました。
簡単に言うと、Twitter(現X)みたいに使えて、Xよりも文字数、アップロードできる動画も長くできるアプリと言ったらいいのでしょうか。
最大の特徴は、インスタアカウントと完全に紐づいているという点。
なので、スマホにThreadsをインストールしたら、インスタのアカウントでログインできます。(PCは非対応)
現在インスタでピアノ教室アカウントを持っている方は、プロフィール画像、プロフィール、リンクツリーはまるっとコピーされるので、今すぐにでも紐付けは可能です。
ちなみに私のThreads。リリースされてすぐ入れました。もうすでにお使いの先生がけっこういますよ!このアカウントは教室アカウントではないので運用方法を考え中につき投稿はまだありません笑


で、どう使うか?
インスタを集客用に運用している場合は、写真や画像などの素材をしっかり作り上げて、キャプションでもしっかり文章を推敲して投稿すると思うんですね。
その一方でThreadsでは、日時のつぶやきや、ブログ更新のお知らせ、「今練習中の曲です🎵」など、先生の演奏動画をちょい見せで上げたり、生徒さんとのレッスンサンプル動画をあげたりもいいと思います。なんといっても動画の長さが5分もいけますので!(インスタは1分)
先生の人柄が伝わるような投稿にすると、実際の先生を感じてもらえるのではないかと思います。
仕事として運用する場合は、あくまでも好き勝手にではなく、プライベートなことでもちゃんとターゲットを意識した投稿にしましょう。
例えば…

marble_725 1時間前
今日は生徒さんからご招待されたライブに生徒さんと一緒に行ってきましたー(*ˊᵕˋ*)ノ” 生徒さんのお母さんとお酒もご一緒してめちゃくちゃお話が盛り上がってすごく楽しかったです🎵


みたいな感じ(笑)
先生のプライベートな部分を見せつつ、生徒さんや生徒さんのお母さんとの関係も良好で、信頼されているんだなぁということがアピールできます。
どんなツールを使うにしても、やることは同じです。
誰に向けて発信するのか
これがブレなければ大丈夫。
ブランディングの1つですが、目を引くためにカラフルだったり、キラキラしていたり、写真に載せる文字が多すぎると少し見づらいし、アレルギーがある人は敬遠します。
SNSもホームページなども同様に、ある程度統一感のある「ブランディング」を心がけましょう。
フォロワーをたくさん増やして有名になるような、インフルエンサーを目指すブランディングではありません(汗
品がよく、それなりに華やかで、ほどほどに控えめで、「あなた自身」が伝わるブランディングを目指しましょう。
(難しいな笑)
PLMの会員になってくださった方々というのは、たぶんこういうブランディングがお好みなのではないかと思うのですよね。似たもの同士が引きあうものなので^^
自分にないキャラを出そうとせず、等身大の自分で、どこか洗練された雰囲気をまとっているようなイメージでしょうか。
自分に合ったテーマカラーを何色か決めて、その中で統一感を出す。
文章の書き方のスタイル、使用する顔文字、絵文字にも気を配る。
使う画像、NGな画像の境界線を決める。
例えばこのくらいのことを考えておくだけで、統一感が出て簡単なブランディングらしいものはできます。
投稿するときに、実は、華美になりすぎてしまうと、画像の加工だったり、文字入れに凝ったりすると、実際手間が増えてしまうんです。
かわいく、きれいに、ピンクとかたくさん使って、って盛るとそれだで作業が増えます。
そうすると、続かない。「SNS疲れ」に結びつきます。そうなっては本末転倒ですよね。
あと、いいね!と、フォロワーの数にこだわる必要はまったくありません。
インフルエンサーになるためにSNSをしているわけじゃないので、いいね!がなくても、ちゃんと投稿は見られているのであまり気にしないようにしましょう。
おしゃれと一緒で、引き算してこのくらいの加工なら短時間でできるなっていう投稿のスタイルを探るといいと思います。続けられるペースってとっても大事です。
やりすぎると、これまた「嫌味だな」「自慢?」と取られてしまうんですよね💧
よかれと思って心を込めて作った投稿が、こう思われてしまっては悲しい。でも本当に多いんです。特に我が子を預けようという親御さんの目はけっこう厳しい。
女性の先生なら、見込み生徒さんのお母様は同性ですから、そこは少々センシティブになっておいた方がbetterです。
確かに、嫌味のない、爽やかな、いい感じのアカウントってあるんですよ。
生徒集客のためにアピールが必要なため、思わず「我が我が」となってしまったり、「私がすごい」と先生が言いたいためのアカウントじゃん、とかまで思う人もいるので(怖)
SNSは、
品良く、嫌味なく、爽やかに、好感度が高いアカウント
になるように育てていきましょう。これ、ほんとに大事。
この記事、盛りだくさんになってしまったのであとで記事をわけるかもです💦
さて、次はホームページ(ワードプレス 含む)にはどんなことを書けばいいのか?一気に公開します!


