①主宰者としてのマインド


ピアノ教室を開くということは、「講師」という立場でありながら、生徒募集も経営もしていかなくてはならないということです。

そして、好きなことを仕事にできることは本当に幸せなことですよね^^

ただ、

「私は楽器ができる、じゃあ教えることを仕事にしよう。 パートや派遣などで会社に縛られることもないし、聞こえもいいし、 例えば主婦でのお小遣い程度の収入を得るにはすごくおいしいかも」

学生さんなら、

「家でピアノを教えられれば、楽器があればすぐできるし楽かも」

 

「今はネットもあるし、昔よりも生徒も集まりやすいな」

なんて思っていたら大きな間違いです💦

教えることで対価を頂く以上、責任のある立場になるということを忘れてはいけません。

 

「もっと楽しい仕事だと思ってた」

 

「全部自分でやらなくちゃいけないし大変」

 

「ボーナスや社会保障は自分で加入しないといけないのがつらい」

こんな現実に直面します。まず、経済的には最初からは食べていくことは難しいです。

自分で生徒さんを集めないと教室は稼働させられません。

最近は、どんどんネットに活躍の場を広げている先生が増えましたし、自らブランディングして発信し続け、意識が高い先生が多いです。

たとえ、週に数回でレッスンしようと思っている人も、 平日すべてレッスンしようと思っている人も、自分の軸となるもの、あなたなりの「ピアノ講師としてのマインド」を持ちたいものです。

 

そのマインドとは、

  • 教えることが好きであること
  • バイタリティがあること
  • 講師の理想像を思い描けること
  • 思いつき、発想が豊かであること
  • 常にコミュニケーションを大事にすること
  • 生徒さんをお預かりする責任を持って接すること
  • 生徒さんに愛情を持って笑顔で接すること
  • お金の扱いにルーズにならないこと
  • 生徒さんの親御さんの信用を得る努力をすること
  • 常識的な社会性を持っていること
  • 感情のコントロールができること
  • 講師も「学ぶ」ことをやめてはいけないこと
  • 自分の教室に「理念」を持つこと
  • 流されないこと
  • エゴを出しすぎないこと
  • バランス感覚を養うこと



ということかな、と思います^^

このPLMを進めていくことは、初めて教室を開く方にとっても、すでに教室を運営されている方にとっても、自分の教室を客観的に見つめ直す機会になると思います。

その中で、自分が何をやるべきか、を明確にしていきましょう^^

 

ネットで集客するということ

このコンテンツを購入された皆さんも、ネットでの生徒募集にも関心が高いと思います。

きっと私のこのコンテンツにたどり着くまで、いろんなピアノ教室コンサルや、サロンも検討された方もいらっしゃるかもしれません。


その中で、そこまでしなくてはいけないの?という疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか^^


最近よく見かける「◯十人集客できたピアノ教室!」というコピーは一見、すごく心惹かれたり、SNS集客で1ヶ月で10人増えた!みたいなコピーもすごく心を揺さぶられますよね(笑)

そのためには、ブログやSNSで毎日のようにレッスンの様子を投稿しなければいけない。

先生も恥ずかしいとか言ってられず、顔出ししてアピールしなければならない。

marble

うーん。それ、キツくないですか💧

 

まず、1人で教えられる人数に限界があること、先生1人ができる仕事量を知りましょう。

このPLMに参加してくださったみなさんは、きっと「自分1人で生徒さんを全員を指導すること」というピアノ教室像を思い描いている方が多いと思います。

同じく私も「生徒さんのひとりひとりに目を配りたい」ですし、そのためにも「1人で長く運営を続けられる方法」が大事だと考えています。

そして、ネット利用する場合は、毎日更新するというハードな仕事量にならないことが大事です。

その上で、なによりノーリスクであること。ネットを利用することで発生するリスクを極力抑えたいなと思うんですよね。

集客するには、教室の場所=自分の自宅 という、最たる個人情報を公開するわけですからね💦この時点でノーリスクではありません(笑)

 

全世界に公開している自分の自宅に、お子さんを集めていますよ、ということをオープンにしている

ということがもうリスクだと考える。

ネットでの集客は、どうしても私たちにリスキーだなと思うことが多いんです。なぜなら

子供を対象にした仕事だから

そして、その宣伝方法に、

生徒さん自身の画像を使用することになるから


親が自分の子供の画像を加工なしにネットに上げているのはその親の勝手なんですが、第3者の私たちが生徒さんの画像を掲載するのは、また別の話。

生徒さんが喜んだとしても、知らないところでよからぬ輩が画像を保存したり、加工して売ったりとかザラにあるんですよ。

そんな危険にさらしていることを知っている先生はどのくらいいるんだろう?って思うんですね。自分の教室の集客をしたいがためにそれをできるのか?と。

第一、実はそういう教室を敬遠している親御さんもいる、ということを知っていますか?

生徒さんの顔出しするような教室は、個人情報の厳守についての認識が薄い教室だ、と思われているお母さん方も多いんです。

ここに入会したら、我が子もこんなふうに出さなきゃいけないんだろうか、と心配する方もいます。

 

ですから、PLMでは、

お子さんの個人情報を守れるピアノ教室作りをする

運営法の提案をしています。これは、

生徒さんの画像露出多めの教室さんに対抗する手段になります。

ですから、

ネットで集客するなら、まず、ネットリテラシーを勉強しましょう。


ネットリテラシーについて、自分自身、または家族が自分やお子さんの画像を投稿する危険性については書いてある記事はあるんですが、個人のピアノ教室が生徒さんの画像を投稿するリスクを書いている方がすごく少ないんですよ。

 

この件をちょこっと検索しても、むしろ、

「レッスンの様子を載せましょう」と推奨している記事が多いです。

もちろん、画像を上げてもいいんですよ^^

私たちは、メリットとデメリット(リスク)を知った上で判断をする責任がある、ということです。

 

例えば、生徒さんの個人情報を守る最大の機関でもあるだろう学校の対応の考え方ついて検索しました。

▶︎生徒の写真・動画取り扱い時の注意点と対策~肖像権侵害・二次利用のリスク~

 

画像を利用させていただくときは、許可を得ることは当然として

生徒さんを守るための最大の配慮をする

ことです。

「考えすぎじゃない?」と思う方は、それを払拭する根拠を示せるのであればそれでいいです。

「だいじょうぶだいじょうぶ」と思う先生と、「何があるかわからないし怖いな」と思う先生がいます。

みなさんはおそらく後者のお考えだと思うんですね。

ですからこのPLMでは、

・毎日のSNSの更新する必要もない

・先生の顔出ししなくてもいい

・生徒さんのレッスン画像も最低限でいい(なくてもいい)


だけど、やり方さえ工夫すれば、70人は無理でも、実はそれなりに生徒さんを得ることができますよ!という方法をご提案しています^^

事実、私が実践しています。

生徒さんの画像も上げていなければ、SNSもやっていません。電話番号も載せておらず、問い合わせ方法はメールフォームのみ。ブログの更新も月イチくらい。いや、数ヶ月更新してない時も💦

数ヶ月更新してなくても(あ、でもみなさんはちゃんと更新してくださいね💦)問い合わせは普通にあります。

なぜか。

WEBライティングの技が効いているからです。

ちなみに住宅地ではなく、近くの小学校も全学年1クラスずつしかないような地域にあるピアノ教室です。

それでもお問い合わせはがあります。車で30分かけて通っていらっしゃる生徒さんや、出張の生徒さんも増えました。

だからこの方法が一番リスクが少なく、集客力もそれなりある、と実感しています。

 

ちなみに若い頃は、生徒さんがありがたいことに生徒さんが想像以上に増えて、大所帯だった時代も経験しています。心も身体も疲弊して、辞めることも考えたこともあります。そして行き着いた運営方法が、

限りなくノーリスクで、地に足をつけて1人で長いスパンで運営をしていく人向きの運営方法

です。

 

控えめに書いてはいますが、集客テクニックについてもかなり重厚なコンテンツとして書いております(ヒソヒソ)。

ただ、私がこのコンテンツでお伝えしたいのは、生徒さんとの濃いコミュニケーションを大事にした方が、将来的にメリットが大きい、ということです。

そして、私はライティングで訴求するテクニックが強みですので、これからどんどんシェアさせていただきます!派手なことをするのが苦手な人にも実践できるので抵抗がないと思います^^

 

 

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