④可能性は広がっている

長いピアノ教室の運営と同時にやれること

いかがでしたでしょうか？

ピアノ教室の運営を選んだ私たちは、会社員ではないからこそ、独自の運営方法を見出す必要があります。

ピアノ教室を大きくするための運営でもいいですし、私のようにいろいろ分散させてお仕事するのもいい、ダブルワークのように別の仕事をしていたっていいんです。

ですが、一番大事にしたいことは、

ピアノ教室の生徒さんとのコミュニケーションを大事にする

収入において1番の土台となるところですし、長く続けるためにすごく重要なことです。

長く続けられるためには、どのくらいの生徒さんがいたら自分にはちょうどいいのか？ということも考える必要があります。

長く続けられるペースを見つけられると、次の可能性も見いだせると思うんですよね。

そして、女性の一生はさまざまなことが起こります。

結婚、出産、介護、などなど。

私は、大学卒業後、個人のピアノ教室を開業しました。完全に独り立ちできるまで4 、5年でしょうか。30代の頃が一番生徒さんが多く、とても充実していましたし、実はPLMでの初告白ですが、10年近く結婚するまで一人暮らしをしていました。実家から自立できるくらいの収入はあったんです。

同時にこのまま10年後も続けられない、とも思いました。

このままだと教えるだけの人生で終わってしまうな、と思ったんですよね。

当時の私といえば、レッスンから帰ると、自分の部屋の床にどたっと寝っ転がって着替えないまま２時間くらいそのままつっぷして起き上がれない日々でした（笑）

21時に帰ってきて、床につっぷしてて気づいたら23時だった、みたいなことがしょっちゅうで。

休みの日はどこにも出かける気力がなく、ただただ仕事の疲れを癒すために引きこもっていたことも多かったです。

自分が受けているレッスンの練習で休みの日を当てることも多く、プライベートを楽しむ時間が今週あっただろうかと思ったり💦

なんだか、自分の人生を楽しめていないような、今の生徒さんが減っても嫌だけど、この生活もなかなか辛いなというジレンマを抱えたり（笑）

自分の限界というのをなんとなくわかってきて、その割には「こんなことやりたい」「あんなことやりたい」というやりたい夢はたくさんあって（笑）

それで、私も音楽を楽しむ時間を作らなければ！と思い、アレンジのレッスンやジャズピアノを習い始め、バンド活動なども始めました。

そして、PLMの前身をリリースしたのもその頃で、収入の柱というものを増やし始めた頃です。

ちょうど、ちょっとだけ生徒さんの数が落ち着いて、そういうことができる時間が作れるようになって、「お。今ちょうどいいなー」と感じる瞬間があったんですね＾＾

自分が楽しめると、レッスンも楽しめる。

そして、別の収入源も増やしてみたい意欲も湧いてきて、「ちょうどよい」仕事ができている。

人生のどこかで、

私は、今、何をやりたいか？　将来、何をやりたいか？

というふうに、節目節目でターニングポイントを設定し直すタイミングってあると思うんですよね。

私は、まず「食べていけるくらいのピアノ教室にする」という目標を達成しました。

大きい規模の教室にする、ということは考えられないなと身を持って実感しました。

そして、この教室を大事にしたいから、問題が起こらないための長く続けられる運営方法というのを見出しました。