ブログから生徒さんの集客を目的として更新するなら、検索される文章の書き方が大事ということを書きましたね。
ホームページは一度作ってしまえば、少しずつページを増やしていくくらいでいいのですが、ブログは頻繁に更新する必要があります。
ピアノ教室のブログネタとなるのは、だいたいどこの教室さんも似通ってきます。仕方ないですよね^^;
でも、多くの教室ブログはとてももったいない書き方をしている記事が多いです。書き方に注意すれば、印象もぐっとよくなりますし、検索される記事になっていきます。
⇩の記事でも書きましたが、
多くのピアノ教室ブログの記事で見られる「今日は年中さんのレッスンでした」みたいなレッスン日記的な記事を書かれる先生が多いと思います。
「ちゃんと発信力のある書き方」をしていますか?「誰に向けて」書いているかを意識していますか?
答えは、
・教室のお便りなら「生徒さんへ向けて」
・ホームページやブログなら「見込みの生徒さんに向けて」
書きます。
ネットでブログ更新するなら、「見込み生徒さんへ向けて」の記事作りをした方がいいです。
「そのつもりで書いてます」という方。もう一度ブログを読み直してみてください。
「見込み生徒さんへ」向けるつもりが、「自分の生徒さんへ」向けた記事になっていませんか?
読む人によっては、「先生の自己満足に生徒さんを使っている」「画像に加工がなくて個人情報を守る意識が薄く、子供を預けられない」と思われているのも事実です。
何のために更新しているかが伝わらないから、こんなふうに思われるリスクを抱えてしまうのです。
よくあるレッスン記事だと、
- ◯◯ちゃんは、今日こんなことができるようなってまた一歩成長しました!
- △△くんはコンクール入賞しました!
- ⬜︎⬜︎ちゃんは、今日は手のフォームを整えるレッスンを頑張りました!きれいなフォームになったね^^
こういう書き方だと、実際の生徒さんについて書きたかったように見えますよね。
生徒さんにスポットライトが当たっている記事になっています。生徒さんの中だけでシェアする記事ならほほえましくてすごくいいんですけどね^^;
ブログでは、実際の生徒さんのレッスンの様子を、見込みの生徒さんへ向けた書き方に変えて記事にするというのが、ネットで発信する意味です。
その目的は、
見込み生徒さんへ体験レッスン申し込みをしていただくこと
ですよね^^
そのために、アクセスしてくれた見込み生徒さんの心をがっちり掴めるように、そう、”ラブレター”を贈るつもりで書く意識に変えていきましょう^^
では、具体的に上の3つの記事の書き方を「見込み生徒さんへ向けた記事」に書き変えます。レッスン日記のあとに以下のように書き足す、という感じでもいいと思います^^
- こういう(実際のレッスンの具体例)レッスンは、◯歳くらいのお子さんでも個人レッスンでこのくらいのことができるようになります。小さいから1人でピアノレッスンできるかな?とご心配されなくても大丈夫です!
- ◯◯コンクールに生徒さんが出演し、入賞しました。◯◯ピアノ教室では(コンクール出演させる先生の理念など)のために△△コンクールへの参加をお勧めしています。コンクールへの参加によってお子さんの(生徒さんの具体的な成長の内容)という成長が見られます。
- ⬜︎⬜︎ちゃんのレッスンのように、生徒さんの正しい手のフォーム作りなら◯◯ピアノ教室におまかせください。
と、このように書くと、これから習いたいなぁと思っているお子さんのお母さんたちに向けて書かれている感じになりますよね?
記事内で出てきた生徒さんの存在は薄まり、見込み生徒さんに伝えたいことがクローズアップされる記事になりました。
ちなみに、太字は、ピアノ教室を検索する時の、検索ワードになるであろうキーワードを文章の中に入れて、検索されやすい記事にしています。
そして、ブログ記事の下に、体験レッスン申し込みフォームのリンクなり公式LINEのQRコードなり載せておくと、ちゃんと意味の通じる記事になっていきます。
ピアノ教室ブログでよく見られることで気になることがあります。それは、

記事タイトルに記事内容が沿っていない、記事内容がわかりにくい記事タイトルをつけていることです。
たとえば、記事タイトルが、
「いよいよ!」
みたいな記事タイトル。まったくどんな内容が書いてある記事か予測がつきませんね💧Googleさんはこういう記事は評価しません💦
読んでみたら発表会の記事だったり、夏休みに入ったよーっていう記事だったり。
なら、そう書くべきです。
こんなふうに、例え自分の中では日記カテゴリーのつもりで書いた文章でも、記事タイトルを見ただけでどんなことが書いてある記事かわかるようにタイトルを考える、という意識を持ちましょう。
また、
「◯◯のセミナーに行ってきました!」
という記事タイトル。一見よさそうですね^^
でも、内容はソーシャルディスタンスを保って参加したとか、すごく勉強になったとか、ぼやっとした内容に終始していました。
セミナーそのものの考察とか、学んだ部分、いわゆるこの記事タイトルを見て期待したこと(知りたい情報)が何1つ書いていないような記事。
これもユーザーにとって不親切なブログとなってしまいます。
こういう記事こそ、見出しをいくつか作って中身の濃い記事にできます。
個人的なブログならどう書いても自由なんですが、「ピアノ教室のブログ」としてだったら、記事作りの意識をちょっと変えて書くようにすると、ブログが変わってきます。
こういう意識で書くとですね、記事作りがとたんに難しくなります(笑)
私が頻繁にブログを更新できないのも、キーワードや、タイトル、見出し、文章構成なんかを考えてから書くので、1記事更新するのに数時間かかってしまうからなんです💦
でも、それはWEB用の記事として結果的に「とても良い文章」なんです!アクセス解析を見ると、ドンピシャ読まれている記事になっているのが明確にアクセス数にちゃんと反映されているんです。
そうやってユーザーにとって価値のある記事づくりを積み重ねていくと、ブログも質の高いウェブサイトとして、Googleも評価してくれます。
私も、自分の教室のブログ記事もキーワードを意識して書いています。
地名をどっかに入れようとか、オンラインレッスンのワードを3回くらい入れようかな、とか、最寄りの駅名を入れようかな、とか、見出しにもキーワードを入れてとか、そんなふうに書きます。
ちょっとだけしんどいですけどね^^;
そうすると、私の教室のホームページはまだドメインが若いのですが、何年も前からあったよその教室のホームページよりも検索上位にくるようになりました。
そしてTwitterもInstagramもやっていないのに、それだけでお問い合わせがくるようになりましたよ^^
これまで、ブログをすらすらすらーっと気持ちよく書いている方がいらしたら、要注意です。
これまでの記事を修正しても大丈夫です^^こつこつとやっていきましょう!書き方で変わりますからぜひお試しください!
ネットでの集客編は、以上です!
これまで書いたことをしっかりやったら必ず効果が出ますよ!やることがたくさんあって大変ですが、ぜひがんばってみてください!


