ここまで、文章の構成とか、記事タイトル、見出しの重要性、何を書けばいいかなどを書いてきました。
今度は「どこに」何を書くか?というレイアウトの部分に言及したいと思います。
ホームページ、WordPressなどのトップページを想定しています。
前のページより、もう一度載せておきますね!
訴求力を高める4つのU (記事の見出し用の原則)
| Urgent(お急ぎください) | 体験レッスン◯/◯までです。 |
| Unique(ユニーク) | 新しい表現方法で目を引く見出しを考える |
| Ultraspecific(超具体的) | ピアノレッスンはこんなところがいいよ、と具体例を箇条書きにする |
| Useful(有益) | 習う人の利益を強調する (音楽は一生の財産になりますとか、脳に良いとか) |
まずは、一番大事なことは
トップページにすべての情報を掲載する
ことです。まずこの3つ、
| ①説明 | ピアノ教室の説明。通いたくなるメリットを意識して書く。 |
| ②クロージング(説得) | 共感を持ってもらえるような、先生の思い、理念を書く。体験レッスン受けたほうがいいよ、というところまで書けたら素晴らしい |
| ③信頼の植え付け | 正しい日本語を使う。ホームページ全体から先生の思いやポリシーが伝わるように書く。プロフィールや実績(指導者賞、生徒さんをコンクールで入賞実績など) |
さらに、
| ④画像や動画 | ↑を補足する意味で使用。先生からの動画のあいさつや、演奏動画、生徒さんの様子など。 |
| ⑤感想・体験談 | 生徒さんからの声を集めます。なるべく心がこもった長文がベター。数件トップページに掲載して、その他は別ページにリンクする。 |
| ⑥運営者のプロフィール | 感想がない(開業したばかりで集められない場合)時は、ここで補強する。 |
| ⑦問い合わせ申し込みフォーム | トップページからフォーム入力させてもいいし、リンクでもいいです。 |
以上の7点に意識しながら作ってみましょう^^
作ってみるとわかるのですが、最近のテンプレートはおしゃれな今風なものが多いですから、とりあえずメニューを並べてみると一見「おおぉ!けっこういい感じになったじゃん!」と思うんです。
ですが、よーく見ると、「あれ、ここに飛びたいのにリンクがない」「このページを見るまでタップの回数が多くなっちゃう」とかうまく動線が敷かれていないことがあるんです。
では、これを踏まえて、
ホームページのトップページに上記の①〜⑦の要素がどこに入るかを書きました。
以下、ホームページのトップページを思い描いていただいて、Aからトップページを構築していくイメージで読んでください。
|
トップページの構成 |
解説(↑の①〜⑦のどこにあたるか) |
| A .ホームページのタイトル | ◯◯ピアノ教室(ロゴを作ってもオッケー) |
| B.メニューを設置(スマホならハンバーガーメニュー) |
ホームページのタイトル下にメニューを並べているイメージなど |
| C.キャッチコピー |
言ってみればトップページの最初に書く文章です。一番目立つところなので、読んでいる人の目に止まるようなコピーを書きましょう。…① フォントは大きめに。 |
| D.教室の自己紹介(workでやりましたね^^) |
地域名は必須!検索にかかるように絶対書く…①、③ 例)◯◯市△区にある☆☆ピアノ教室です。 など、例の文章だけでも、検索にかかりやすいキーワードを詰め込んでます。(キーワード:◯◯市△区、☆☆ピアノ教室、お子さんから大人の方まで、個人レッスン) |
| E.Ultraspecific(超具体的)、Useful(有益) | ここの教室に通うとこんないいことがあるよ!というポイント。箇条書きにするとわかりやすいです。どんなところに力を入れているか、どんな生徒さんに育てたいか、または読んだ人がそうなっていたらいいなぁというイメージ像を書いたりも。…② |
| F.このあたりでまずお問い合わせフォームのリンク | ⑦ |
| G.生徒さんの声(アンケートを事前にとっておく)声がなければ先生や教室の詳細なプロフィール | 数件掲載して、残りはメニュー項目に「生徒さんのご感想」を作っておき、そのページへリンクさせる。…⑤ |
| H.体験レッスンの記事のページがあればそこへリンク | リンク先にも問い合わせフォームのリンク |
| I.最後にまたお問い合わせのフォームリンク | ⑦ |
| J.ブログの新着記事へのリンク | 日々更新して、ホームページを育てて評価を上げる |
※その他 アクセス(地図、住所)、Q&Aを別記事で作って、トップページにリンクを貼る
いかがでしょうか?このページをプリントアウトして、ノートなどにまとめながら頭を整理させましょう。
ここで、具体例として私のブログのトップページを参考にしてみましょう^^下のリンクを開いてトップページを別窓で見ながら読んでいってみてください。
A、Bのホームページのタイトルとメニューの配置のイメージがわかると思います。
Cのキャッチコピーですが、その下に(メルマガのリンク画像の下です)、私の自己紹介と、このサイトの趣旨を黒枠で囲んで、コピー風にしてあります。🔻これですね。

こんなふうに目立つようにしただけで、キャッチコピーっぽくなります。普通の段落だと他の文章と溶け込んでしまって目立ちません。こういう工夫も、WEBライティングのテクニックです!
D、Eとして、この趣旨を、ページを訪れてくれた人が「もっと先を知りたい!」と思ってもらえるように、補足して説明しています。
ピアノ教室のホームページに置き換えて考えると、このピアノ教室の特徴、強み、そして入会したらどんなことができるようになるのか、を具体的にイメージしてもらえる文章を書きます。
↑のページでは、箇条書きにはしていませんが、ぜひ箇条書きに書いてみてください。その方が絶対に読みやすいですし、なによりわかりやすいです。これもWEBライティングのテクニック。
お問い合わせフォームはメニューにあるのでここではリンクをしませんでしたが、ピアノ教室のホームページの場合は、絶対にメールフォームへのリンクを貼ってください。
目的がお問い合わせしていただく、ということなので、どこからでもすぐメールフォームにいけるようにしておくのは必須です。
WEBというのは、紙媒体と違っていくらでも1ページに書けるので、いくら長くなっても大丈夫だと、私は個人は思っています。
一番アクセスがあるのは、トップページですから
その他に、ピアノ教室のホームページには、「生徒さんの声」とか、「体験レッスン」の詳細などをしっかり書きましょう。
当然ですが、教室案内には、レッスンコースと、月謝をしっかり明記することも忘れずに。
実際のページを見ると参考になりますよね^^こんなふうに、
1ページで問い合わせフォームまで誘導させるのが前提として、ピアノ教室だったら、「教室理念」だったり「レッスンコース」「体験レッスンについて」など、教室の内容の情報を提供したいし、もっと記事数がほしいですよね。
そういう場合は、別ページとして記事にして、リンクを貼りそこへ誘導させればオッケーです^^
別記事にも必ず体験レッスン申し込みフォームのリンクを貼りましょう。ブログ記事を更新するときも、ページの一番下に申し込みフォームのリンクを貼ります。
ピアノ教室のホームページですから、ネットショップや、コンテンツ販売ではないですので、あまりガツガツした印象にならないように、あくまでもユーザーの希望に寄りそう書き方、柔らかい書き方を心がけましょう。
ホームページ自体の雰囲気はとても大事です^^
今回はとりあえずここまでです。お疲れ様でした!なんども読んでいただいて、さまざまなホームページやブログを見てレイアウトをイメージしてみます。
そして、そのレイアウトイメージを雑でもいいので紙に書いてみることをおすすめします!今度は具体的なブログ記事について説明します。
次のコンテンツで、検索されやすい構築の仕方、文章の書き方について解説しますね!


